医療従事者・介護事業者の皆さまへ

在宅医療の重要性

都市部では少子高齢化が世界でも類を見ないほどのスピードで進んでいます。それに伴い、高齢者単身世帯や要介護認定者数も増加しております。高齢化社会に入ることで、病院で看取れる人数を超え、看取り難民が発生する可能性あることが予測されています。

厚労省はこのような予測の元、医療機関ではなく在宅や介護施設等での看取りを増やす方針を決めており、今後更に在宅医療の重要性が高まっていきます。

医療従事者の皆さまにも、在宅医療への理解を深めて頂ければと存じます

「患者さまとそのご家族を支える、個別化医療の実践」を理念に掲げています。
患者さまが患者さまらしく、ご家族と過ごせるように支える医療と一人ひとり最善は違い、より良く生きる個別化医療の2軸で日々の診療に取り組んでいます。

そして、私たちは看取りまで行います。
患者さまとそのご家族から学ばせていただくことが本当に多く、学んだことを次の患者さまとご家族に還元し、命のリレーによって少しでも良い人生を歩んでいただくためのサポートをしています。

ご自宅で療養を希望されている患者さまがいらしたら、私たちと繋いでいただけたらと思っています。

当院は病診連携、診診連携を大切にし、地域の患者さまの在宅療養を支援しております。法人全体を統括する地域連携室と当院の相談員が窓口になり、グループ内での連携協働に日々努めております。

常勤医師、非常勤医師、連携医師が20名以上が在籍しておりますので、さま々な疾患にも適切に対応いたします。

患者さまご家族の意向を尊重しご希望に沿った医療サービスの提供につとめております。高齢者医療、緩和医療を大切にし、住み慣れた家でのお看取りにいたるまで丁寧に診療いたします。

当院から患者さまを紹介させていただく時は、速やかに診療情報提供書を作成の上、スムーズな引継ぎをお約束いたします。

病院の退院支援ご担当者さまとの協働により、安心し納得いただける在宅移行に取り組んでおり、不安な点やわからない内容がありましたら、看護師及び相談員から在宅療養と訪問診療についてしっかりと説明させていただきます。

強固なセキュリティを備えたクラウド型電子カルテにより医療情報をリアルタイム共有することで、患者さまの往診や問い合わせにおいても迅速、適切に対応しています。

当院では法人グループ内の訪問看護、訪問歯科、訪問リハビリテーションと日々カンファレンスを開き、連携する患者さまの医療情報を共有しております。患者さまの生活の質向上に思いをこめたチーム医療の取り組みとなります。

当院は、日頃から患者さまご担当のケアマネジャーさま、入所先の介護施設の方々と密に関わりあうことで、顔の見える信頼関係を大切にしています。

居宅療養管理指導とは、当院の医師、看護師、相談員、事務担当者が担当ケアマネジャーさまと情報を共有することで、患者さま及びご家族へ、より良い療養生活を支える取り組みです。

常勤、非常勤併せて20名を超える各診療科の医師が在席。小児科と重度の精神疾患を除き、ほぼすべての疾患に対応した訪問診療を行っております。

ポータブルⅩ線装置など各種の携帯型医療機器をご用意できますので、外来病院とほぼ同さまの診療や、各種検査、健康診断もご自宅で実施することが可能です。ご本人はもとより同行者や車両の手配など、外来受診時の大きな負担にも配慮してサポートいたします。

さま々なお問い合わせやご相談をお受けしご一緒に解決に努めております。介護の支援に伴うお困りのことがあれば、当院の専門相談員（ソーシャルワーカー）にお聞かせください。

ご相談、お問合せ、ご不明点がありましたらご連絡ください。医療と介護の専門相談員が懇切丁寧に対応いたします。

永研会クリニック調布では在宅での診療をご検討のご家族、医療連携を希望する医療従事者皆様のお問い合わせを随時受け付けています。

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